物書きのブログ

物書きが語る

【第一回】中の人について

 はじめましての方ははじめまして。あるサイトでオリジナルの執筆活動を行わせていただいております。

 中の人について軽く説明しておくと、一次創作がとても大好きな女子学生です。恋愛小説より純愛小説が好きで、イケメンより美人が好きです。

 さて、今回は私について少しお話させていただきます。ブログと言うのはあまり書いたことがありませんから、少しお見苦しいところあるとは思いますがご了承ください。

 

 私がネットに小説を投稿し始めたのは中学一年生の頃だったと思います。その頃にはある程度タイピングができるようになっていましたので、別にパソコンで小説を書くのは苦ではありませんでした。当時、文芸部に所属していたのですが、その文芸部では手書きで小説を書き上げており、むしろ手書きで小説を書くことのほうがしんどかったです。

 その頃、同級生とかの小説を見てみると中身が軽いとか、文章が薄いとか思うようになっていました。ひどい自尊心です。自尊心はやがて肥大し、軽い文章を書く人を笑うようになってました。中学生の頃って厨二病まっさかりじゃないですか。ある種、その類だったのかもしれません。

 下の人間を見下している人間が上達するもないはずですがね。まあ、それが原因で荒らしにあったりもしました。

 今はぼんやりと穏やかに活動しているつもりで、作品では「親切」と言われましたが、まったくそんなことはありません。糞野郎ですよ、私は。でもそのおかげで今の私と作品があるんですけどね。

 高校に入って、例の病気が治まってきた頃、私は自分より上を見るようになりました。それと同時に、人気になることに固着しなくなってきたんです。よく思えば、私が作品を投稿し始めたのって『誰かに見てほしい』ただそれだけの想いでした。自尊心が肥大していくにつれ、人気になることに執着するようになってたことに気づいたんです。その過程に、人気ジャンルに手を出したり、台本書き(ただし地の分は残っており、会話だけでは書けなかった)などもしていました。続いたことなんてありませんでしたけど。

 

 そうして私が最終的にたどり着いたのはオリジナルでした。少数の人だけでもいい、自分の世界を認めてほしい。そういう想いで書くようになったんです。それからはあまり周りに執着しなくなりました。ゼロとは言いませんけど。

 その頃になるともはや人気など二の次になり、今いる読者様に自分の世界を文に詰め込み完璧に魅せることに執着するようになったんです。

 私が執筆しているサイトは基本的に二次創作が主流で、一次創作は評価を受けにくいです。それは私もよく知っていましたが、それでも一次創作という爪あとを残したかったんです。ですが、だからといって人気になりたいわけでもないんですけどね。

 しかし、今の私には目標の二倍の読者様がついてくれるようになりました。自分が思っている以上に私を認めてくれる人がいたんです。ただそれが嬉しくて、ありがたかったです。読者様はただ私の作品が好きなのかもしれません。ですが、私にとってその好きが本当に何よりもありがたくてかけがえのないものなんです。私の読者様はもしかしたらそんなこと思っていないのかもしれませんが、本当にありがたいんです。今もこのサイトでのんきに執筆してるのは、この読者様がいるからです。

 応援コメントも指摘コメントも私を前に進める大きな一歩です。一時期私が言っていたのは「コメントが私の栄養分」という言葉。本当にこれにつきます。

 

 話がそれてしまいましたが、そうしていくうちに冷静に見れるようになりました。下なんていない。軽い文章でも、手軽で読みやすいという利点があり、どの作品も私にはない部分がある。それを咎める資格なんてないと今更思いました。

 

 まあ、こんなのが管理人の当ブログです。

 私の作品から来た人はごめんなさい。貴方が思っている以上に私は屑です。でも屑だからこそ思う部分も大いにあります。そんな感じで見ていってください。